【新華社北京３月３１日】中国国家衛生健康委員会は３１日、３１省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が３０日、新たに１１人確認されたと発表した。内訳は雲南省６人で、輸入症例が５人（広東省２人、福建省１人、河南省１人、陝西省１人）となっている。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は１人（内モンゴル自治区での輸入症例）増えた。新たな退院者は４人で、経過観察が解除された濃厚接触者は５５２人だった。
３１日午前０時時点の中国本土の感染者数は１８０人で、重症者は前日より１人増えた。
輸入症例患者は現在１７１人で、うち重症者が２人。感染の疑いがある患者は３人だった。輸入症例の累計感染者数は５２９０人で、うち５１１９人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。
３０日に新たに確認された無症状感染者は８人（輸入症例５人、雲南省３人）だった。同日に確定診断された無症状感染者は２人（全て輸入症例）、１４人（全て輸入症例）が経過観察を解除された。現在、経過観察を受けている無症状感染者は２５５人（輸入症例２５２人）となっている。
３１日午前０時時点の中国本土の累計感染者数は９万２０１人で、退院者は８万５３８５人、死者は４６３６人となった。特定された濃厚接触者は累計９８万９４７０人で、現在も４７９２人が経過観察を受けている。
香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計１万２５３３人で、内訳は香港特別行政区が１万１４６１人（退院１万１０８５人、死者２０５人）、マカオ特別行政区が４８人（退院４８人）、台湾地区が１０２４人（退院９８１人、死者１０人）だった。
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