【新華社北京3月2日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は1日夜、タジキスタンのラフモン大統領と電話会談を行った。
習近平氏は次のように強調した。中国はタジキスタンが国家の主権、安全、安定を守ることを断固として支持し、タジキスタンと協力し「一帯一路」共同建設とタジキスタンの「2030年までの国家発展戦略」との連携を強め、両国関係が絶えず発展していくよう推進することを願っている。中国はタジキスタンから市場ニーズに合致する良質な農産物をより多く輸入する用意があり、またタジキスタンに対するワクチン援助を行い、人類衛生健康共同体の構築を後押しすることを願っている。
また次のように述べた。今年は上海協力機構(SCO)設立20周年に当たる。中国はタジキスタンの輪番議長国としての活動を全力で支持し、両国の協力を強化し、新たな出発点に立ったSCOがより大きな発展を実現するよう後押ししていきたい。
ラフモン氏は次のように表明した。タジキスタンは中国と共に努力し、引き続き善隣友好の精神にのっとり、両国の政治、経済貿易、安全保障、人文(人と文化)などさまざまな分野で協力を拡大し、感染症対策協力を強化し、両国の全面的戦略パートナーシップに新たな内容を加え、両国関係が新たな発展を得られるよう推進していきたい。
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