イスラエル南部・ニッツァーナ国立公園で発見されたギリシャ語の銘文のある約1400年前の石。(エルサレム=新華社配信/イスラエル考古学庁提供)
【新華社エルサレム1月10日】イスラエル考古学庁は6日、同国南部で、ギリシャ語の銘文が刻まれた約1400年前の石が見つかったと明らかにした。
石はネゲブ砂漠にあるニッツァーナ国立公園内で発見された。その歴史はビザンチン時代までさかのぼるという。
石は平らで丸く、直径は25センチ。ナバテア王国時代の古代都市ニッツァーナ周辺の霊園で墓石として使われていた。
ニッツァーナは紀元前3世紀に交易中継地として建設され、約1300年にわたり断続的に人が居住した。5~6世紀にかけては近隣の村々の中心的な役割を果たした。
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