10月29日、出航を待つコンテナ船「AS FLORA」号。(海口=新華社記者/呉茂輝)
【新華社海口11月3日】中国の海南自由貿易港でこのほど、海南省の海運企業が共同運航する初の貿易航路「中国ベトナムSHX航路」の運航が始まった。
今回、海南洋浦港からベトナム・ハイフォン港に向かったのは「AS FLORA」。海南省の海運企業の中聯航運が中遠海運集団(COSCO)の子会社と連携し、同船を含む積載量1200TEU(20フィートコンテナ換算)のコンテナ船2隻を投入して運航する。新航路は、海南省と東南アジア諸国を結ぶ輸送ルートを広げ、より高密度な国際定期航路ネットワークを形成、海南自由貿易港の物流体系の整備を促す。