10月28日、湖南星海運動用品でスポーツ用ネットを加工する従業員。(沅江=新華社記者/薛宇舸)
【新華社沅江11月3日】中国湖南省沅江(げんこう)市にある湖南鑫海はかつて、伝統的な漁網を生産する会社だった。ここ数年、長江流域の漁業の構造転換が進み、淡水漁網の需要が大幅に減少したことで、同社も転換を模索。スポーツやレジャー用ネットの生産へのシフトを積極的に進め、2017年には完全子会社の湖南星海運動用品を設立、サッカー、バスケットボール、ゴルフ、ブランコ、トランポリンなどの関連製品の生産を開始した。この転換で地域市民や貧困世帯の雇用が創出され、製品は米国や英国、フランス、ドイツなどで販売されるようになっている。