16日、深圳市羅湖区にある視覚効果(VFX)を手掛けるクリエーティブ企業、深圳市点石数碼科技(Dans Digital)で、「ブレインストーミング」を行うデザイナー。(深圳=新華社記者/毛思倩)
【新華社深圳10月30日】都市としての歴史が浅い中国広東省深圳市は、生活テンポは速い都市だが、文化的な蓄積が不足していることから、かつては「文化の砂漠」とされてきた。
同市は2003年に「文化立市」戦略を率先して打ち出し、2008年11月には、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「デザイン都市」に認定された。ここ数年、文化面での革新的な発展で目覚ましい成果を上げている。
統計データによると、同市の文化クリエイティブ産業の付加価値額は2018年に2621億7700万元(1元=約16円)に達し、対GDP比が10%を上回った。今では文化産業が国民経済を支える支柱産業になっており、同市の発展において重要な位置を占めている。