20日、寧夏回族自治区固原市原州区中河郷豊堡村で、農家に新型ジャガイモ収穫機について紹介する職員(右)。(固原=新華社記者/王鵬)
【新華社固原10月24日】中国寧夏回族自治区固原市原州区は20日、区内の中河郷豊堡村でジャガイモ栽培の完全機械化の実演・見学会を開催し、地元農家を対象に新型ジャガイモ収穫機の使い方や性能を紹介した。従来の収穫方法では1人が収穫できる量は1日約1トンだが、新型ジャガイモ収穫機では1日約80トンの収穫が可能という。
ジャガイモ栽培は同区の特徴的な産業であり、かつ貧困脱却堅塁攻略の主要産業で、約13万5千ムー(9千ヘクタール)の栽培面積を誇る。同区はここ数年、農業の機械化の推進と機械設備の高度化を加速させており、2019年末時点で区内の主要農作物栽培における総合機械化レベルは72%に達している。