19日、江蘇省宿遷市にある江蘇新境界花卉産業基地の植物組織培養繁殖センターで、若苗を定植する職員。(泗陽=新華社記者/季春鵬)
【新華社南京6月26日】中国江蘇省宿遷市泗陽(しよう)県の来安街道では近年、農業の構造調整を大々的に推進し、花卉栽培などの産業プロジェクトを打ち立て農村振興を後押ししている。同県の企業誘致プロジェクト、江蘇新境界花卉産業基地には、2千平方メートルの植物組織培養繁殖センターや10万平方メートルのスマート制御が可能な温室があり、コウシンバラやアンスリウムなどを生産している。現在、同基地は1年間で、脱ウイルス種苗5千万株と鉢植え500万鉢を生産し、普段から地元住民150人を、繁忙期には500人を雇用している。