16日、四川省の九寨溝パンダ園で、タケノコを食べるパンダ。(成都=新華社配信/張可凡)
【新華社成都6月21日】中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州の九寨溝パンダ園で16日、ジャイアントパンダ4頭が正式に一般公開された。
4頭のパンダ「新新(シンシン)」「天天(ティエンティエン)」「海海(ハイハイ)」「小礼物(シャオリーウー)」は、2019年10月31日に中国ジャイアントパンダ保護研究センターの雅安基地と都江堰基地からやって来た。小礼物は2012年に米サンディエゴで生まれ、同省に来たのは昨年5月だという。
同自治州九寨溝県の平均標高2380メートルの高地にある同園は、総敷地面積3221・31平方メートル、ジャイアントパンダの保護・研究・広報活動の拠点となっている。
2015年に発表された調査では、現在、同県には野生のジャイアントパンダ31頭が生息している。