【新華社泰州4月19日】中国江蘇省泰州医薬ハイテク産業開発区は新型コロナウイルスの感染発生後、同区にある診断・試薬企業の科学研究と生産における優位性を生かして直ちに対応し、先進的な検査・診療技術と関連製品を全国の感染対策最前線に送ってきた。
同区は中国初の医薬に関する国家級ハイテク産業開発区で、2013年に国家新型ワクチンおよび特異的診断・試薬産業の地域集積発展試行区域となった。現在、診断・試薬企業124社が入居しており、うち52社が稼働。中国で重要な体外診断産業集積区および製品革新区となっている。
同区の企業は合わせて300万人分以上の新型コロナウイルス核酸検出キットを生産し、29省・自治区・直轄市にある約350カ所の疾患予防管理部門と医療機関に提供。感染予防・抑制業務を保障している。