23日、列車の通過を待つ軌道測量スタッフ。(フフホト=新華社記者/劉磊)
【新華社フフホト3月27日】中国国内で新型コロナウイルスの流行が落ち着き始めたことを受け、北京市と内モンゴル自治区包頭市を結ぶ中国鉄道京包線の内モンゴル自治区区間の一部で23日、集中保守作業が始まった。今回の作業は主に道床の清掃、レール交換、枕木の下のバラスト(砂利や砕石)の締め固めなどで、京包線全線の第1期集中保守作業は5月30日までに終了する予定。
100年の歴史を持つ京包線は中国北部、北西部の重要な幹線鉄道で、内モンゴル自治区と山西省で産出した石炭を運び出す主要ルートでもある。今回の作業により列車運行の安定性と乗客の快適性が向上することになる。