【新華社北京2月25日】中国の第13期全国人民代表大会(全人代)常務委員会は24日に開いた会議で、「野生動物の違法取引の全面的な禁止、野生動物の過剰消費という悪習の排除、人民大衆の生命、健康、安全の適切な保障」に関する決定を採決し承認した。公布日より施行される。
同決定では人工飼育を含む陸生野生動物の食用が禁止されたほか、自然環境下で育った陸生野生動物の食用を目的とした捕獲や取引、輸送も禁止された。
違法な食用や取引に対しては、厳しい処罰規定を設けており、野生動物保護法やその他の関連法規に違反して野生動物を捕獲、取引、輸送、食用した場合、現行法の規定より重い加重処罰規定が適用される。
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