7日、江蘇省人民医院インターネット医院の事務室で、業務を行う医師と情報センターのスタッフ。(南京=新華社記者/季春鵬)
【新華社南京2月10日】中国江蘇省南京市の江蘇省人民医院インターネット医院はこのほど、従来のオンライン問診に加え、新型コロナウイルスによる肺炎向けの問診サービスを開設した。同サービスは対象を呼吸器疾患や重症医学、感染症、臨床心理など20余りの診療科に拡大し、初診の患者に無料でオンラインによる問診を実施している。
これまでにハイリスクの疑いのある患者1人がオンライン問診で見つかっており、その濃厚接触者の中に確定診断された感染者がいたため、地元社区(コミュニティー)と連携を取り、速やかに適切な隔離と治療を受けるよう案内した。同院は1月30日以降、千件を超えるオンライン問診を行い、診療現場を力強く支援している。