1日、重慶三峡中心医院の新型コロナウイルスによる肺炎の隔離エリアで、隔離病室に入る前に防護用ゴーグルをつける医療スタッフ。(重慶=新華社記者/王全超)
【新華社重慶2月3日】中国重慶市の重慶三峡中心医院で治療を受けていた新型コロナウイルスによる肺炎患者が1月29日、回復して退院した。同市で同肺炎の治療に成功した初めての患者となる。重慶三峡中心医院は、新型コロナウイルスによる肺炎の診療病院に指定された4病院のうちのひとつ。集中的に治療するという任務を果たすため、感染症の治療プロセスに適合した病床480床を確保し、調整。重症疾患、呼吸器疾患、感染症などの専門分野の医療スタッフ約500人から成る「救護チーム」を立ち上げて、ウイルスとの戦いを最前線で支える。