4日、加工工場で作業する従業員。(赤峰=新華社配信/王正)
【新華社赤峰1月7日】中国内モンゴル自治区赤峰市バイリン左旗は、モロコシ(Sorghum bicolor var.technicum)の栽培や加工の長い歴史を持つ。モロコシを使った編み物は伝統的な手工芸品で、2017年に同自治区の無形文化遺産に登録された。
同旗はここ数年、モロコシの手編み技術に関する産業を大いに発展させ、関連植物の栽培面積約35万ムー(約233平方キロ)、規格化された加工工場85カ所に及ぶ産業チェーンを形成した。製品は日本や韓国、豪州などの国・地域に輸出され、9300人余りの貧困人口の地元での就業を後押しした。