2019年12月28日、安貞堡の内観。(永安=新華社記者/林善伝)
【新華社永安1月1日】中国福建省永安市にある安貞堡は清の光緒11(1885)年に建設が始まり、14年かけて完成した。土を突き固める「版築」工法による建築物で、建築面積は6千平方メートルになる。安貞堡は広間を中心に連結した院落式(中庭型)設計の回廊式土楼に属し、360室以上の大小さまざまな部屋がある。中国では珍しい大型の版築民家建築で、2001年に全国重点文物保護単位に指定された。