12日、空から見た敦格鉄道沙山溝特大橋。(小型無人機から、アクサイ=新華社記者/范培珅)
【新華社蘭州12月16日】中国西部・甘粛省酒泉市アクサイ・カザフ自治県のクムタグ砂漠にあり、320本以上の橋脚を用いて架設された同省敦煌市と青海省ゴルムド市を結ぶ敦格鉄道沙山溝特大橋は、全長1万604・73メートル。流動性砂漠を貫くこの橋は、まるで巨大な竜が横たわったように見える。同砂漠では風沙(砂嵐)が頻繁に発生し、1年を通じて昼と夜の気温差が大きい。建設を請け負った中国鉄建十一局集団のスタッフは幾多の困難を克服し、砂漠地帯における杭基礎施工を完成させた。沙山溝特大橋プロジェクトはこのほど、2018−2019年度中国国家高品質工事賞を受賞した。