28日、茘浦市双江鎮永坪村のラン栽培モデル拠点でランの生育状況を観察する韋従剛さん。(茘浦=新華社記者/馮為民)
【新華社茘浦12月1日】中国広西チワン族自治区茘浦(れいほ)市双江鎮永坪村の村民、韋従剛(い・じゅうごう)さんは2002年から山で採取したランの株分け栽培を手掛け、財を成した。
2017年には政府の支援の下、40ムー(約2・7ヘクタール)の敷地内に高い基準を満たしたランの栽培モデル拠点を設け、19年は敷地を120ムー(8ヘクタール)まで拡大した。韋さんはラン栽培モデル拠点に6カ所の「貧困扶助ビニールハウス」を設置し、一定の経験と技術を持ちながら貧しい生活を送るラン愛好家や貧困家庭を優先的に雇用してラン栽培の技術を教えている。韋さんの指導を経てラン栽培を手掛ける農家はすでに50戸を超えた。