16日、竹工芸品作りを実演する竹職人の張徳明(ちょう・とくめい)さん。(北京=新華社記者/李欣)
【新華社北京5月18日】国際竹籐ネットワーク(INBAR)が主催するINBAR栄誉デーのイベントが16日、中国北京市延慶区で開催中の2019年北京国際園芸博覧会(北京園芸博)INBAR園で行われ、豊かな展示内容で竹や籐(ラタン)の文化、魅力、重要な価値をアピールした。
1997年に設立されたINBARは、中国に本部を置く初めての独立したグローバルな政府間国際組織であり、竹や籐の発展推進を目的とする多国間開発組織でもある。16日午前に行われたINBAR栄誉デーのイベントでは、竹製の時計や竹ペン立て、竹製の書籍など大量の竹製品が展示された他、竹や籐、花卉(かき)の宇宙育種セレモニーも行われた。
園芸博事務局によると、北京園芸博期間中、INBARは竹籐とエコロジー、住まい、文化、暮らし、イノベーションなどを結び付けた多彩なコンテンツを用意しており、「竹籐イノベーション 五大陸の風景」をテーマとした「竹籐文化週間」など一連のイベントを行う予定。(記者/宋美黎、魏夢佳)