【新華社北京5月9日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は8日、求めに応じてサウジアラビアのサルマン国王と電話会談を行った。
習近平氏は次のように述べた。中国は両国の全面的戦略パートナーシップの発展を非常に重視しており、サウジを「一帯一路」共同建設を推進するための重要なパートナーと見なしている。中国はサウジと共に「一帯一路」共同建設構想と「ビジョン2030」戦略の結び付きを強化し、両国のエネルギーなど各分野での実務協力を推進したい。中国は2020年に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)でサウジが議長国を務めることを歓迎し、積極的に支持するとともに、サウジとの協調・協力を強め、G20が多国間主義の維持、開放型世界経済の構築、グローバル経済ガバナンスの整備のために一層の貢献をするよう共同で推進していきたい。
サルマン氏は次のように語った。サウジは両国の全面的戦略パートナーシップの深化を重視しており、中国の発展がより大きな成果を収めるよう祈る。中国の各レベルとの往来を密にし、両国の各分野での協力を推し進め、両国と両国人民により良く尽くし、東アジアと西アジア地域の協力を促進したい。
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