11日、光路の調整と最適化を行う科学観測隊員の黄文涛(こう・ぶんとう)氏。(雪竜号=新華社記者/劉詩平)
【新華社南極中山基地2月25日】中国第35次南極科学観測隊はこのほど、南極中山基地でナトリウム蛍光ドップラーライダー探査システムの設置と調整を無事完了し、南極の中間圏界面の大気温度と3次元風速場を初めて同時に観測し、極域のカスプ領域(両極近くの地球磁気圏の領域)の中高層大気観測の空白を埋めた。