11月2日、英国ニューカッスル市のタイン・ウェア文書博物館で「致遠」の設計図を紹介する司書のレイチェル・ギルさん。(ニューカッスル=新華社記者/韓岩)
【新華社ニューカッスル12月12日】新華社の記者はこのほど、英イングランド北東部ニューカッスル市のタイン・ウェア文書博物館で清朝北洋海軍の資料を調べる中で「中国巡洋艦操舵装置設計図」と書かれた7枚のオリジナル図面を発見した。中日甲午戦争の甲午海戦(黄海海戦)で日本の軍艦に反撃を加えた後に沈没した清朝北洋海軍の軍艦「致遠」の設計図の一部が、百年の歳月を経て、同艦が建造されたニューカッスル市で初めて見つかった。かつての悲壮な歴史をひもとく貴重な手がかりとなる。