6日、北京遼金城垣博物館で展示された磚雕菩薩坐像(せんちょうぼさつざぞう)を鑑賞する来場者。(北京=新華社記者/羅暁光)
【新華社北京12月11日】リニューアルを終えた中国北京市の遼金城垣博物館で6日、「鉄鳳風鳴-遼金東京地区文物展」が開催された。遼・金時代(907~1234年)の東京道(金代は東京路)地区の生活を多方面から再現することを目的に、当時この地域の中心であった現在の遼陽市や瀋陽市、およびその周辺から出土した同時代の文化財153点を展示している。遼陽には当時、両王朝が設置した5つの都「五京」の一つ、東京遼陽府が置かれ、東北地域の政治や軍事、経済、文化の中心地だった。