6日、南京大虐殺の生存者、趙金華さんの遺影の前で母の死を悼む娘の趙敏(ちょう・びん)さん。(南京=新華社記者/孫参)
【新華社南京12月10日】中国江蘇省南京市にある侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館で6日、先ごろ死去した南京大虐殺の生存者、王秀英(おう・しゅうえい)さん、趙金華(ちょう・きんか)さん、陳広順(ちん・こうじゅん)さんの写真の消灯と追悼の儀式が行われた。館内の生存者写真展示壁にある3人の写真の照明が儀式の中で消され、紀念館スタッフや遺族などが共に黙祷、献花し、死を悼んだ。紀念館によると、今年すでに20人の生存者が亡くなったという。