11月29日、四川省古籍修復センターで、毛筆を使い古文書のページ上の破損箇所にのりを塗る「古文書のお医者さん」。(成都=新華社配信/唐文豪)
【新華社成都12月7日】中国四川省成都市にある四川省古籍修復センターに勤務する「古文書のお医者さん」-古文書修復師は、貴重な古文書や文献の「脈をとり、診療をして」、忙しい日々を送っている。同センターには現在、20代から70代まで10人余りの古文書修復師が在籍している。スタッフによると、古文書修復は忍耐力と細やかさが求められる仕事だという。1ページの修復に通常は数時間、場合により丸1日かかり、古文書1冊の修復には数カ月から数年を要する。古文書修復師のたゆまぬ努力により、多くの古文書が修復され、貴重な文化遺産が匠の心と技術により受け継がれていく。