14日、会議に出席した各国首脳と記念撮影する李克強総理(左から7人目)。(シンガポール=新華社記者/張領)
【新華社シンガポール11月15日】中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は14日午後、シンガポールで、第2回東アジア地域包括的経済連携(RCEP)首脳会議に出席した。会議には東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国、韓国、日本、オーストラリア、ニュージーランド、インドの首脳も出席した。
李克強総理は次のように述べた。1年前、われわれはマニラで第1回RCEP首脳会議を開いた。交渉は現在、重要な時期に入っており、われわれは来年の交渉妥結を目指し、貿易・投資の自由化、円滑化レベルを高め、地域経済一体化を促進し、地域各国の人民にできるだけ早く利益をもたらすよう、さらに努力していかなければならない。
会議に出席した各国首脳は、次のような共通認識に達した。RCEP交渉は既に実質的な進展を遂げ、現在、最終交渉段階に入っており、各当事国は妥結への強い意志を示している。RCEP交渉の早期妥結は各当事国の共通の責任であり、それぞれが緊張感を持ち、2019年に交渉が妥結するよう、より一層努力しなければならない。
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