14日、握手を交わす李克強総理(右)とトルドー首相。(シンガポール=新華社記者/申宏)
【新華社シンガポール11月15日】東アジア協力に関する一連の首脳会議に出席するためシンガポールを訪問中の中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は14日、カナダのトルドー首相と第3回中国・カナダ首相年度対話を行った。
李克強氏は次のように表明した。中国とカナダの経済は相互補完性が強く、協力の先行きは明るい。中国はカナダが「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」で、協定はカナダが自主的に他国と自由貿易協定(FTA)を締結することに影響を及ぼさないという姿勢を明確に示したことに留意している。中国は相互尊重と柔軟かつ実務的な基礎の上で、カナダとFTA交渉を引き続き進めていきたい。
トルドー氏は次のように表明した。カナダは他国の影響を受けることなく、中国とFTA交渉を引き続き進めていきたい。両国の経済・貿易関係をさらに推進し自由貿易を維持していくという積極的なシグナルを世界に向け発信していきたい。
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