14日、握手を交わす李克強総理(右)とモリソン首相。(シンガポール=新華社記者/申宏)
【新華社シンガポール11月15日】東アジア協力に関する一連の首脳会議に出席するためシンガポールを訪問中の中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は14日、オーストラリアのモリソン首相と第6回中豪首相年度対話を行った。
李克強氏は次のように表明した。中国とオーストラリアは互いに重要な協力パートナーであり、双方の共通利益は相違点よりはるかに大きい。協力を行うことは正しい選択肢だと言える。われわれはオーストラリアと共に平等に向かい合い、率直な対話を行い、相違点を適切に処理し、協力とウィンウィンの目線で双方の関係を見据え、中豪関係の安定した発展を進めていきたい。これは双方だけでなく、世界にも恩恵をもたらす。
モリソン氏は次のように表明した。オーストラリアは対中関係の発展を非常に重視しており、中国と共に引き続き全面的戦略パートナーシップを推進し、経済・貿易やイノベーション、鉱業、観光、エネルギーなどの分野での協力を一段と強化していきたい。気候変動などの世界規模の課題についても中国との協力を強めていきたい。
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