7月27日、チベット自治区ニンティ市メンリン県南伊村の霊芝(レイシ)栽培基地内のハウスでレイシの生育状況をチェックする技術員。
中国チベット自治区ニンティ市メンリン県政府は2016年、企業と資金の導入によって、南伊村での西藏霊芝生物科技有限公司による霊芝(レイシ)栽培プロジェクトをスタートさせた。レイシは湿潤高原地帯で生育し、健康食品、薬用として用いられる。現在では、チベット自治区農牧科学院野菜研究所の食用菌類研究チームによる栽培化に向けた努力が実を結び、人工栽培に成功している。
レイシ栽培基地の敷地面積は観賞用温室1棟とビニールハウス40棟を合わせて千ムー余り(約67ヘクタール)で、同村に毎年40万元(1元=約16円)の借地料をもたらしている。また、毎年の栽培時期には、地元の農民が栽培基地で働き、専門的な指導を受けており、すでに110人の雇用を創出した。2017年末までの同基地でのレイシ生産量は約15トン、総収入は2800万元となっている。(ニンティ市=新華社記者/劉東君)
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