中国浙江省慈溪市の龍武漁業専門合作社は、大学卒業生の実践活動拠点として、これまでに各地の大学生延べ3千人以上を受け入れ、学生らが杭州湾の地理と環境について総合的に理解し、養殖技術に触れる機会を与えてきた。また、大学生らは専門知識を活かし、同湾の干潟の環境、土壌、水質などのデータを6年にわたって追跡調査し、合作社の漁業環境モニタリング業務を後押しした。同市政府はここ数年、大学生に向けて一連の社会実践活動を実施し、市内での就学や就職を希望する多くの学生を効果的に呼び込み、企業と大学間の互恵・ウィンウィンと優位性の相互補完を実現した。(新華社記者/徐昱)