7日、ガラ山トンネル工事の最後の発破ボタンを押す中鉄十一局集団の技術者。(新華社記者/張汝鋒)
ラサ・ニンティ(林芝)鉄道のラサ側から掘削した最初のトンネルであるガラ山トンネルが7日、無事貫通し、全線開通に向けて順調なスタートを切った。ガラ山トンネルはチベット自治区ラサ市曲水県とロカ(山南)市ゴンカル(貢嘎)県の両県に位置し、川蔵鉄道ラサ・ニンティ区間の工期を左右する重要な工事である。トンネルは全長4373メートルで最深部の深さ674メートル。線路の平均海抜は3600メートルで、厳しい気候条件や施工条件の下で建設が進められている。ラサ・ニンティ鉄道プロジェクトへの投資総額は約360億元(1元=約17円)に上り、2021年の開通を目指している。