当時、商業街大型船棺墓群の発掘の現場指揮をとり、現在は成都市文化広電新聞出版局の文物保護・考古学所所長を務める顔勁松氏は、形状や装飾図案などから見て、この漆塗りベッドは最高クラスのもので、古蜀の王またはその家族が使用していたのではないかと見ている。また、このベッドに残されている記号は古蜀文字と密接な関係があり、神秘的な古蜀文字の解読の新たな手がかりをもたらした。