【新華社チベットチャムド12月20日】チベット自治区チャムド市テンチェン県政府と民間環境保護組織の山水自然保護センターが共同で展開する怒江(サルウィン川)の河谷生物多様性モニタリングによると、チャムド市の怒江流域で赤外線カメラによって健康なユキヒョウの群れが撮影された。ユキヒョウは国家一級重点野生保護動物で、1996年の時点ですでに『中国絶滅危惧種レッドデータブック』に加えられている。山水自然保護センターによると、今回のモニタリング区域はテンチェン県当堆郷の境界内で、2017年11月1日から1カ月間のモニタリング期間に、16名からなる牧畜民の観測員が約100平方キロメートルの範囲に20台の赤外線カメラを設置し、ユキヒョウの活動する姿を合計26回撮影した。