第19回党大会報道官が特定テーマの記者会見を開催 関係者が第19回党大会報告を解説

新華社| 2017-10-27 16:03:05|編集: 管暁麗
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 【新華社北京10月27日】中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)の庹震報道官は26日、党大会プレスセンターで特定テーマの記者会見を開催し、肖培中央紀律検査委員会副書記、王暁暉中央政策研究室常務副主任・中央宣伝部副部長、冷溶中央文献研究室主任、袁曙宏国務院法制弁公室党組書記・副主任、楊偉民中央財経指導グループ弁公室副主任、江金権中央紀律検査委員会駐国務院国有資産監督管理委員会紀律検査組組長・国務院国有資産監督管理委員会党委委員などの関係者らが招かれ、第19回党大会報告の解説を行い、記者からの質問に答えた。

 第19回党大会報告は、「第18回党大会以降の5年間は、党と国家の発展の歩みにおいて極めて非凡な5年間だった」と指摘した。袁曙宏氏は、「中国国内情勢から見ると、この5年間は習近平同志を核心とする党中央が旗振り役となって、劣勢を挽回するために力を尽くし、鍛錬により堅固になり、困難を克服し、切磋琢磨して前進し、輝かしい成果を実現した5年間だった。報告が強調しているように、『5年間の成果は全面的、画期的で、5年間の変革は深いレベルにまで達し、根本的なものだった』。この5年間、我が党が歴史的な重大な変革を推進し、歴史的に重大な成果を実現できた最も根本的な理由は、習近平同志を核心とする党中央の力強い指導があり、習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想の科学的指導があり、我が党の核心、人民の指導者、軍の最高司令官としての習近平同志がいたからだ。習近平同志を核心とする党中央の賢明な指導のもと、中華民族の偉大な復興という中国の夢は必ず実現されるだろう」と話した。

 第19回党大会報告は、「長期的な努力を経て、中国の特色ある社会主義は新時代に入った。これは、中国発展の新たな歴史的位置づけである」と指摘した。冷溶氏は、「この重要な政治的判断は、同報告の大きなハイライトで、報告全体を貫いている。新時代は第18回党大会が切り開いた。第19回党大会は新時代の指導思想を確立し、新時代の党の歴史的使命を明確にし、新時代の壮大な青写真を描き、新時代の戦略配置を実施し、新時代の党構築の新たな要求を明確にした。中国の特色ある社会主義は新時代に入り、中国社会の主な矛盾にも変化が生じ、『我が国の主要な社会矛盾はすでに人民の日増しに増大する素晴らしい生活への需要と発展の不均衡・不十分との矛盾へと変化している』」と述べた。

 第19回党大会報告と第19回党大会で通過した党章(党規約)の改正案は、習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想を党の行動指針として確立した。王暁暉氏はこれを、第19回党大会の顕著なハイライト、重大な歴史的貢献だと見ている。中国の特色ある社会主義は新時代に入ったことは、中国の発展の新たな歴史的位置づけであり、習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想が誕生した時代背景でもある。習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想は、実践と時代が提起した重要な課題に独創的な回答を与えた。中国の特色ある社会主義を堅持し発展させることは、改革開放以降、我が党のすべての理論と実践が模索してきたテーマで、習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想の主題でもある。

 楊偉民氏は、「第19回党大会は全面的な小康社会(ややゆとりのある社会)建設の決勝の重点を明確にした。今後3年間で、私たちは全面的な小康社会を実現する。特に重大リスクへの防備と解消、正確な貧困脱却、汚染防止・対策の『三大攻略戦』を確実に闘わなければならない。これは、全面的な小康社会建設の最低ラインだ」と述べた。

 新時代の党構築について、江金権氏は、「第19回党大会報告の重大な貢献の一つは、新時代の新たな要求に基づき、党の構築の規律性に対する認識を深め、新時代の党構築の全体的要求を提起したことだ。原則は党の全面的指導の堅持と強化、方針は党が党を管理し、全面的で厳格な党内統治を行うことである。中心となるのは、党の長期的執政能力の構築、先進性、純潔性の構築の強化だ。配置は、党の政治構築を中心とし、党の政治構築、思想構築、組織構築、気風構築、紀律構築を全面的に推進し、制度構築をこの中に貫かせ、反腐敗との戦いの推進を徹底することだ。要求事項は、党の構築業務の質の向上である。目標は、終始時代の先駆けとなり、人民に心から擁護され、勇敢に自己革命し、様々な試練に耐え、生気にあふれるマルクス主義政権政党となるよう党を構築することだ」と述べた。

 全面的で厳格な党内統治について、肖培氏は、「第19回党大会報告の3万2000文字のうち、4100文字をこの内容が占めている。実に全体の8分の1以上を占めたことから、この重要度が見て取れる。この部分は、前書きと8項目の任務からなり、どれも我が党の人民に対する厳粛な約束であり、一文一文が全面的で厳格な党内統治の確固とした宣言である。全面的で厳格な党内統治の根本的な目的は、党が長期的な執政条件のもとで自己浄化を実現する有効な手立てを見出すことである。このほか、第19回党大会の意思決定の配置を実施し、国家監察体制改革の試行を全国で展開し、巡視監督、駐在監督、国家監察による完全なカバーを実現し、党と国家の監督体系をさらに完備し、ガバナンス体系とガバナンス能力の現代化を推進する」と語った。

 関係者は、中国国外内の記者の質問にも答えた。350名余りの国内外の記者が記者会見に参加した。

 

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KEY WORDS: 第19回党大会,報告
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