江蘇省揚州市広陵区汝河街道(都市基層政府の出先機関)の皇宮コミュニティでは、「再生資源交換スーパー」が設置されている。住民は家の中の生活ゴミを分別してからここに持ち寄ると、それをポイントとして貯めて商品に交換することができる。回収された生活ゴミはスーパーと提携している公益団体によって活用されるという。
「大学生村管」(高等教育機関の卒業生で、各地の地方政府による選抜を経て、農村でリーダーとなる人材)で皇宮コミュニティ住民委員会の副主任を務める「90後」(1990年代生まれ)の朱菲さんはこのプロジェクトの発起者であり担当者でもある。朱菲さんはこのようなモデルを通じて、生活ゴミの分別、回収、投棄、運搬、処理など、住民たちの抱えている問題を解決し、「ゴミ分別」の意識が一般市民に浸透してほしいと願っている。(撮影/新華社記者 荘文斌)