新疆ウイグル自治区イリ・カザフスタン自治州テケス県で26日、6日間にわたるバイ県ヘイル郷-テケス県キョクス郷の古道総合科学調査が終わった。今回の調査では、青銅器時代からの古代軍事施設、岩絵、集落遺跡、古墓など歴史的遺跡が数十カ所見つかった。中国社会科学院考古学研究所新疆考古グループの巫新華・グループ長は、ヘイル郷博孜克日格溝は、亀慈(現在の同自治区クチャ県付近)の左将軍・劉平国が城門を修理したことを記した石刻遺跡に刻まれた内容の中にあり、中原政権が漢時代に西北地域(現在の同自治区)を管轄していたと記述していると指摘した。