春節(旧正月、今年は1月28日)の大晦日にあたる先月27日、スペインから来たホセ・モレンテさんは同郷の友人4人と北京の住まいで新年を迎えた。
年越し料理には白菜の具の入った餃子、スペイン特産の生ハム、チーズ、ジャガイモ入りオムレツなどがずらりと並んだ。モレンテさんは年越しにはぜひ餃子を食べたいと思っていた。中国人の友人から「冷凍餃子を買えばいい。鍋に入れるだけですぐできてとても便利だから」とアドバイスされたが、手作りにこだわりがあり、皮と白菜を買ってきて、中国人と同じように具を刻み、皮で包んで、自分で餃子を作った。
大晦日の夜、友人たちの歓呼と笑い声の中、モレンテさんは自分でゆでた餃子をテーブルに運んだ。皮が破れているもの、具がはみ出しているものもあったが、友人たちは箸やフォークやスプーンで思い思いに口へ運び、またたくまに全部たいらげてしまった。
(写真は新華社より 文字は人民網日本語版より)
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