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世界のPC出荷台数が大幅減 レノボがシェア首位、アップルは低迷
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-10-14 09:11:54 | チャイナネット | 編集: 郭丹

   IT専門調査会社IDCのまとめによると、世界の2016年第3四半期(7-9月)PC出荷台数は6800万台で、前年同期比で3.9%減少した。

   出荷台数の多い上位5社は、レノボ、HP、デル、アップル、ASUSだった。うち、レノボは首位を維持し、PC出荷台数では2013年からHPをリードしている。しかし、今回はレノボの優位性が徐々に縮小し、当期の出荷量は1450万台だった。シェアは21.3%で、前年同期に比べて3.2%縮小した。HPの出荷台数は1440万台で、シェアは同3.3%拡大した。2位のHPはレノボとほぼ同等の水準に迫っている。

   IDCのデータ

   第4位はアップルだ。当期のPC出荷台数は501万台で、前年同期の576万台から13%減少した。上位5社のうち、アップルの出荷台数の減少率が最大となった。新製品の発売を控えていることが要因とみられる。

   その他のメーカーを見ると、市場シェアの低下が更にひどい状況だ。富士通はPC事業についてレノボとの合弁会社設立を検討していると伝わった。モバイル端末の成長で日本国内のPC市場は縮小し続けているうえ、中国と台湾メーカーの台頭もあり、富士通のPC部門は昨年度100億円(約6.5億元)の赤字となった。富士通は東芝との統合も模索したが、合意には至らなかった。

   Gartnerのデータ

   調査機関Gartnerの統計もIDCとほぼ一致している。2016年第3四半期のPC出荷台数は6895万台と、IDCより多いものの、両者は比較対象となる四半期の数値が異なるため、Gartnerの前年同期比での減少幅は5.7%とIDCよりも大きくなっている。

   PC出荷台数上位5社については、Gartnerの統計ではアップルがASUSに次ぐ5位にとどまった。世界のPCメーカー大手6社のうち半分のメーカー(レノボ、アップル、エイサー)の出荷台数が前年同期を下回った。

   

(チャイナネット)

   

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新華網日本語

世界のPC出荷台数が大幅減 レノボがシェア首位、アップルは低迷

新華網日本語 2016-10-14 09:11:54

   IT専門調査会社IDCのまとめによると、世界の2016年第3四半期(7-9月)PC出荷台数は6800万台で、前年同期比で3.9%減少した。

   出荷台数の多い上位5社は、レノボ、HP、デル、アップル、ASUSだった。うち、レノボは首位を維持し、PC出荷台数では2013年からHPをリードしている。しかし、今回はレノボの優位性が徐々に縮小し、当期の出荷量は1450万台だった。シェアは21.3%で、前年同期に比べて3.2%縮小した。HPの出荷台数は1440万台で、シェアは同3.3%拡大した。2位のHPはレノボとほぼ同等の水準に迫っている。

   IDCのデータ

   第4位はアップルだ。当期のPC出荷台数は501万台で、前年同期の576万台から13%減少した。上位5社のうち、アップルの出荷台数の減少率が最大となった。新製品の発売を控えていることが要因とみられる。

   その他のメーカーを見ると、市場シェアの低下が更にひどい状況だ。富士通はPC事業についてレノボとの合弁会社設立を検討していると伝わった。モバイル端末の成長で日本国内のPC市場は縮小し続けているうえ、中国と台湾メーカーの台頭もあり、富士通のPC部門は昨年度100億円(約6.5億元)の赤字となった。富士通は東芝との統合も模索したが、合意には至らなかった。

   Gartnerのデータ

   調査機関Gartnerの統計もIDCとほぼ一致している。2016年第3四半期のPC出荷台数は6895万台と、IDCより多いものの、両者は比較対象となる四半期の数値が異なるため、Gartnerの前年同期比での減少幅は5.7%とIDCよりも大きくなっている。

   PC出荷台数上位5社については、Gartnerの統計ではアップルがASUSに次ぐ5位にとどまった。世界のPCメーカー大手6社のうち半分のメーカー(レノボ、アップル、エイサー)の出荷台数が前年同期を下回った。

   

(チャイナネット)

   

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