中国清王朝の乾隆帝が保有していた猟銃が11月、イギリス ロンドンで行われるサザビーズのオークションに出品されることがわかった。予想落札価格は150万ポンド(約1243万元)。この猟銃は18世紀に乾隆帝のために特別に製造され、金と銀の装飾が施され、砲管に漢字が刻まれている。
サザビーズ中国美術品部門ディレクターのロバート ブラッドロー氏は、この猟銃は中国皇室の工芸品を代表する最高峰の逸品であり、サザビーズのオークション史上「最も重要な中国の珍品の1つ」だと話した。どのようにイギリスに渡ったのかはわかっていない。乾隆帝は清王朝6代目の皇帝で、1735年に即位し、狩猟と工芸品の収集が好きだった。在位した60年間、中国は「康乾盛世」だった。乾隆帝は多種の銃を保有していたが、今回出品される猟銃の種類については明らかになっていない。
(チャイナネット)
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