李克強総理は次のように表明した。昨年は国連開発サミットで『持続可能な開発のための2030アジェンダ』を採択し、世界の発展のために新しいビジョンを描いた。習近平主席はサミットで、「共同の永続的発展を模索し 協力・ウィンウィンの パートナーになる」をめぐり、中国の原則的立場を説明し、中国の積極的な姿勢を示した。先ごろ、開催された20カ国・地域グループ(G20)杭州サミットで、2030アジェンダの積極的で着実な実施と行動計画の策定を承諾し、世界の持続可能な発展事業に新しいエネルギーを注入した。
李克強総理は次のように指摘した。持続可能な開発は第一に発展が必要であり、基盤も発展にある。発展してはじめて、人民の基本的権利を保障し、世界的な試練を根源から排除し、人類文明の進歩を推進できる。発展は必ず継続可能でなければならない。公平な共有とグリーン発展を促進してはじめて、発展は安定し、長期的に継続できる。持続可能な開発は必ず包括的で連動しなければならない。国際社会は相互に協力し、困難に対して助け合い、世界的な試練に共同で対応しなければならない。
李克強総理はまた、次のように強調した。中国は改革開放以来、経済は急成長し続けている。中国は世界第二の経済体だが、依然として発展途上国であり、現代化を実現するためには、長い道を歩む必要がある。未来を展望すると、中国経済は発展の潜在力が大きく、優位性が十分で、空間が広く、将来性が明るい。我々は発展という第一の重要任務をしっかりと捉え、イノベーション、協調、グリーン、開放、共有の発展理念を深層から徹底して着実に実施し、経済が中高速の成長を維持し、ミドル・ハイエンドの水準まで上昇するように推進する。
(新華社より)