新華網ニューヨーク9月22日（記者/張正富 陳二厚）中国国務院の李克強総理は現地時間の21日午前、ニューヨークの宿泊先のホテルでパキスタンのシャリフ首相と会見した。
李克強総理は、中国とパキスタンは全天候型戦略的協力パートナーシップの関係にあり、一貫して互いに堅固に支援し、その友情は強固で破壊されることはない。中国側はパキスタン側と上層部の緊密な往来を維持し、全方位的な実務協力を深め、国際地域の事務における調和・協力を引き続き強化し、中国・パキスタン関係が絶えず前進、発展するために新たな原動力を注ぎ込めるよう望んでいると表明した。
李克強総理は次のように指摘した。目下、中国・パキスタン経済回廊を重点とする実務的協力が積極的な進展を得ている。次の段階では、双方が回廊計画の設定を着実に実行し、グワダル港や付帯施設の建設を加速し、多くの企業の工業園参入を誘致して、教育、医療・衛生、飲用水といった民生公益プロジェクトの協力を強化し、関連の成果による恩恵をパキスタンの広範な地域と人民が受けられるよう願っている。また、パキスタン側がプロジェクトにおける安全・リスクの予防を強化し、引き続き中国の在パキスタン人員やプロジェクト建設のために安全保障を与えることを望んでいる。
シャリフ首相は次のように表明した。パキスタンと中国は「掛け値なし」の友人でありパートナーで、互いが強固に支援し合っている。現在、両国関係は順調に発展しており、各分野の協力が新たな段階に入っている。パキスタン側はパキスタンと中国の友情を大切にし、両国の協力推進に取り組み、パキスタン・中国経済回廊の建設が積極的な進展を獲得し、中国側企業が高効率・高品質な工事レベルを展開させているのを喜んで見届けた。パキスタン側は回廊建設を積極的に推進し、また措置を講じて中国側の建設工事関係者の安全を保障していく。
（新華社より）
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