撮影/新華社記者 馬占成
李首相は「中国は中国とヨーロッパとの関係や、中国と英国との関係を維持し、発展させ、欧州一体化プロセスを支持し、欧州連合(EU)の絶え間ない発展を確信し、繁栄かつ安定したEUとイギリス、イギリスとEUとの関係の平穏な過渡をこの目で見たい。われわれは各側と協調を強め、国際資本市場の安定を保ち、世界経済の回復と成長を促進していきたい」と強調しました。
さらに、李首相は「南海問題はそもそも多角的な場で討議する問題ではなく、今回会議の議題でもない。ただし、ごく一部の国が南海問題について論評を発表したことから、中国側は南海問題についての立場と事実を明らかにする必要がある。中国側は最初から最後までフィリピンが一方的に提起した南海仲裁案に参与しておらず、いわゆる判決を受け入れず、認めない。中国は直接当事国と歴史的事実の尊重を踏まえ、また国際法に基づき、対話を通して南海問題の解決を図り、南海地域の平和と安定した局面を維持することを堅持していく」と指摘しました。
(中国国際放送局)
関連記事:
李克強総理、第11回アジア欧州会議(ASEM)首脳会合に出席