新華網北京6月23日 (記者/靳若城) 中国外交部の華春瑩報道官は22日の定例記者会見で、中国とフィリピンが関連問題を適切に処理し、両国関係を健全かつ安定的な発展の軌道に復帰させることは両国および両国人民の基本的な利益に合致するものだと示した。
同日の定例記者会見で、ある記者は次のように質問した。報道によると、フィリピン次期大統領を務めるドゥテルテ氏は21日に談話を発表し、フィリピンは中国との軍事的対抗をせず、中国と友好関係を発展させることはフィリピンにとってプラスだと称した。中国側はこれに対してどう評価するか。
華報道官は、中国はフィリピンを含める周辺諸国に対して「隣国を善とし、隣国をパートナーとする」という善隣友好の政策を一貫として堅持していると述べた。
華報道官は更に次のように表明した。中国とフィリピンが関連問題を適切に処理し、両国関係を健全かつ安定的な発展軌道に復帰させることは両国人民の根本的利益と一致し、両国人民の共通の願望でもあり、双方の共同発展、民生改善の実現に絶好のチャンスをもたらしてくる。「中国側はフィリピン次期政府と共にこのために努力していきたい。」。
(新華社より)
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