円明園・万方安和遺跡の修復前・後の対比図(上図は円明園が提供、下図は6月2日撮影)
円明園・万方安和遺跡の修復が2日、完了した。万方安和は円明園四十名所の一つで、後湖の西側に位置し、「万字房」とも呼ばれる。万方安和遺跡は現在、建築物の基礎しか残されていない。修復前、基礎は雑草に覆われ、地面と外壁には木が生えていた。基礎のある地面と外壁の多くが破壊されていた。今回の修復は「古いものをそのままに」「遺跡最優先」という原則を守り、遺跡の木の植え替えや基礎の修繕などを30日かけて行った。