新華網ドーハ5月13日 (記者/楊元勇、王雪)5月12日、中国の王毅外交部長はカタールのムハンマド外務大臣、アラブ連盟のアラビー事務総長と中国・アラブ諸国協力フォーラム第7回閣僚級会議の後、合同記者会見に共同で出席し、今回のフォーラムの成果について紹介した。
王毅外交部長は次のように表明した。第7回中国・アラブ諸国協力フォーラム閣僚級会議が円満に終了した。今回の会議はちょうど中国とアラブ諸国の外交関係開始60周年にあたる。我々は伝統的友好を固めるという共通の願いを重ねて述べ、政治的相互信頼や経済的互恵、文化の相互学習を促進する共同行動を策定し、戦略的協力を深める共同の期待について表現し、『ドーハ宣言』『2016年~2018年の行動執行計画』の重要な文書2件に署名した。会議では重要な成果を得ており、主に次のような点に表れている:
双方は「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」の共同建設により中国・アラブ諸国関係を指導することで合意した。双方は相互接続、生産能力協力及び人的・文化的交流の促進を「一帯一路」の共同建設における三大支柱とすることを明確にした。双方は中国・アラブ諸国協力フォーラムメカニズムの構築を強化し、行動計画の18分類36分野に係る協力を全面的に推進することで合意した。双方は互いに自分自身の核心的利益と民族的権益の維持を揺るぎなく支持しすべきで、政治対話を通して地域の緊張情勢の緩和を図るよう揺るぎなく支持していくことを認識した。
王外交部長は更に次のように表明した。15年前、中国はドーハで世界貿易機関(WTO)への加盟の大門を開き、自身の発展の歴史的なチャンスを迎えた。その15年後、世界第二の経済体として、中国は更にドーハでアラブ諸国と「一帯一路」建設の大計を共同で検討した。我々はアラブ諸国と手を携えて共に進み、共に発展していけるよう期待している。
(新華社より)
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