大勢の死傷者を出したネパール大地震から25日で1年を迎えるのを前に、全国各地で24日、追悼式典が行われ犠牲者を悼みました。
ネパールのバンダリ大統領はこの日、現地で開かれた大地震記念公園の定礎式に出席し、地震で死亡した74人の住民に哀悼を捧げました。
また、地震で倒壊したままの歴史的建造物のビムセン塔の前で、オリ首相と閣僚らは1分間にわたって黙祷し、花輪を手向けました。
2015年4月25日、ネパールの首都カトマンズからおよそ170キロ離れた場所を震源とするマグニチュード8.1の強い地震が起きました。地震によって、9053人が死亡、2万3000人あまりが負傷し、255人が行方不明になりました。今回の地震でネパール総人口のおよそ四分の一にあたる800万人が被災したということです。
(写真/新華社 文字/中国国際放送局)
関連記事: