「長征5号のコア技術をはじめとする中国の次世代中型及び小型キャリアロケットは、中国の未来重量型ロケットの発展に向けて良好な基盤を作る。」と王珏総指揮は語った。
長征5号ロケットは直径5メ-トルの機体構造を初めて採用し、中国で体積が最大で、積載量が最大のロケットだ。ロケットの総重量は780トンに達し、打ち上げ時に計10台のエンジンから1,078トンの推力が発生し、近地球軌道で25トン、静止トランスファ軌道で14トンの搭載力を備えている。
「長征5号の積載量は現役ロケットの2.5倍に達し、外国の主流大型ロケットの搭載力に相当する。」と王珏総指揮は述べた。