シリア政府軍は3月27日、過激派組織から古代都市遺跡パルミラを取り戻したと発表した。
長期にわたり占領されていたパルミラはようやく戦火から逃れたが、このとき、2000年以上の歴史を有するこの古代都市はあちこちが破壊されていた。写真は、2009年1月に撮影されたパルミラ。
パルミラはシリア国内のシルクロード上にある有名な古代都市で、「砂漠の花嫁」と言われている。そこにそびえ立つ神殿、迫力のある凱旋門、両側に立つ石柱、精巧な彫刻、美しい壁画が金色の日光に染まる様子は、昔の輝きを人々に伝えているようである。
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