日産自動車の中国法人である日産(中国)投資有限公司はこのほど、4月25日に開幕する「2016年北京モーターショー」で「ニッサンIDSコンセプト」を中国で初出展すると発表した。
「ニッサンIDSコンセプト」は2015年秋の東京モーターショーで世界デビューした、日産が目指す未来の電動化とスマート化を具現化した革新的なコンセプトカー。日産が2020年までに市販車に搭載することを明言している自動運転技術と、最新の電動ドライブトレインを組み合わせたコンセプトカーとなる。
IDSコンセプトには、レーダー、カメラ、レーザースキャナーで車両の全方位を認識しながらの自動運転、そして、運転を楽しみたい場合のマニュアルドライブモードなど、先進の技術を搭載している。
日産は、中国の顧客向けに、「ゼロ エミッション(汚染ゼロ)」、「ゼロ フェイタリティ(事故死ゼロ)」の実現に向けたビジョン「日産インテリジェント モビリティ」を掲げる。今回出展するIDSコンセプトはこれを体現する使命を担う。
日産は「自動運転技術を搭載したモデルを中国にも投入していく予定」と説明している。
(チャイナネット)
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