◆ドライヤーは治療の神器?
ソース:微信(WeChat)で最近、「ドライヤーで病気を治療できる」という内容の文章が投稿されている。風邪、しもやけ、鼻詰まりを治すためには、ドライヤーの風を鼻、足、お腹に当てるといいという。まさに自由奔放な治療方法で、万能薬のようだ。
真相:ドライヤーの温風は、一部の症状を和らげる補助的作用を発揮するかもしれないが、ドライヤーで病気を治療することは不可能だ。不適切な取り扱いにより副作用が生じる可能性もある。例えば使う時間が長く、風が熱すぎれば、火傷しやすい。一部の炎症は加熱により悪化する恐れがある。
ドライヤーで鼻炎や鼻づまりを治せるだろうか?そんなはずがない。鼻には温度と湿度を調節し、鼻腔を清潔にする機能がある。鼻腔は潤った環境を必要とするが、ドライヤーを使うことで鼻粘膜が損なわれる。さらに鼻腔のウイルスを除去する機能が損なわれ、乾燥しやすく苦しくなる。